モリ子VSじっちゃ

ある朝、弘前から親父を訪ねてきた親戚のじっちゃ。親父は夜勤で留守だったが、居間に通してお茶を出し、そのまま待ってもらうことに。会話がないふたりの前に、ワイドショーの「年下の男にハマる人妻達」というちょっとエッチなコーナーが立ちはだかる…

経験ある人も多いんじゃないでしょうか。家族とTVを見ていたらエッチなシーンに遭遇して、妙に気まずくなった、なーんてことが。
ウチの家はとにかく厳格なので、私の幼い頃には特にそんなのが始まると即チャンネルを変えてしまっていました。
しかし今回は、家族ではない他人(このじっちゃは親戚ではなく古くからの知人<近くに住む親戚よりもよっぽど親しく付き合いがあるから、私も高校くらいまで本当の親戚だと思っていた)とそんな状況になったわけです。
気まずいですよ!いくら他人でも!いや他人だからか!
まさかリモコンがあんな位置にあるなんて!
なんで年寄りに出せるお茶菓子がないんだウチの仏壇には!
もう、ホント、居間と仏間行ったり来たりしてさ。まさかじっちゃ一人にして自室に引っ込むなんてできないしさ。どうしようかと思ったよ。

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