お帰りなさい。そして、
あれから12年。
風のように彷徨った、乾いたいばらの道。
あれから12年。
無数の傷を負って、またこの場所に戻ってきた。
お帰りなさい。
そして、ありがとう。
あなたに逢いたかった。
声が聴きたかった。
全ての想いを伝えるには、
ひたすらに無力。
浮かぶ言葉はありふれすぎて、
意味をなさない。
あなたとは違う道を歩いたはずなのに、
心の帰る場所は、いつもここだった。
お帰りなさい。そして、またここから始めましょう。
一歩ずつ、過去をなぞる旅を抜けたなら。
もう一度だけ、夢を探しに行きましょう。
捕まえた手を今度は離さない。
そのままですね。詩のコーナー復活が嬉しくて、一番言いたかった言葉は「お帰りなさい」だったので、やっぱそれを伝えなきゃなーという感じで。やっぱり誰かに言われたら嬉しいかもしれないじゃない?あつしだって。